キハ58君の鉄道など ひとコマ

鉄道にかかわることや日々のひとコマを投稿しています。2010年から書いてきた別blogの名前からキハ58を使っています。URLは583系はくつるで^.^/ 

『バジーノイズ』 2024年:GAGA配給、監督:風間太樹

20-30代に人気の漫画映画化作を観てきました。

なるほど、と思う点あり紹介します。

一見、わかりにくいタイトルです。

ノイズと聞くと雑音をイメージしちゃいますが、エッジを効かせた音楽という意味があり、雑音ではなくエッジを効かせた音楽に魅了された男女が主人公な作品でした。

 

Yoasobiなどでメジャーになったデスクトップミュージック(パソコンを使って音楽を作ること)以外に興味のない男性の前に、ふとしたことで彼の音楽の良さを直感的に理解しこの良さを世に広めたいと願う女性が現れます。

演奏者とプロヂューサー的存在のこの2人がどうこの音楽を多くの人に広めるのか、当然のように目を付けた音楽業界の敏腕プロデューサーの甘い誘いにどう対峙するのか、2人は音楽を介した只のパートナーであり続けられるのか。

 

売れないバンドマンを女性が支えるというようなありきたりな物語ではありません。

唐突過ぎるシーン(エッジが効いたシーン)も多々あります。でもそこで引っかかることなく物語を追いかけると、なるほど納得のラストを迎えられます

若者に人気ある漫画の映画化です。ということは若者が共感している。この男女の様な距離感が好まれるんだなぁと少し勉強になった作品でした。